Meta Quest 3の初期化方法|データを消す前の準備と手順
Meta Quest 3、3S、2、Proを初期化する手順を解説。バックアップ、50%以上の充電、アプリ・本体ボタン・遠隔操作による消去方法を確認できます。
- 初心者
- 15分
- 最終確認日 2026年10月31日

必要なもの
- 50%以上に充電したMeta Quest 3、3S、2またはPro
- ヘッドセットをペアリングしている場合は、スマートフォンのMeta Horizonアプリ
- 遠隔初期化または初期設定に使うMetaアカウントのログイン情報
- クラウドバックアップで使用している場合は、エンドツーエンド暗号化PIN
Meta Quest 3の初期化は、ヘッドセットを工場出荷時の状態に戻す操作です。故障や不具合の対処だけでなく、売却・譲渡前、紛失・盗難時にも使えます。Meta Quest 3S、Meta Quest 2、Meta Quest Proにも同じ手順を使えます。
初期化するとヘッドセット内のアカウント情報、ダウンロード済みゲーム、コンテンツが消えます。購入済みコンテンツはMetaアカウントに残るため、セットアップ後に再ダウンロードできます。実行前に、次の順番で確認してください。
初期化前に試す対処
不具合を直す目的なら、初期化より先に負担の小さい方法を試します。電源ボタンを30秒間押し続け、ヘッドセットが再起動するまで待ちます。Meta Questが反応しない場合も、このハードリブートを使えます。
- ハードリブート:電源ボタンを30秒間押し続け、ヘッドセットが再び起動するまで待ちます。
- ソフトウェア更新:Metaのソフトウェア更新ツールを使います。ヘッドセット本体が反応しない場合でも、ソフトウェアを更新できるとMetaは説明しています。
問題が残る場合は初期化が次の手順です。コントローラーだけに問題がある場合は、先にMeta Questのコントローラートラッキングを直す方法を確認してください。
初期化で消えるデータ
工場出荷時設定へのリセットは取り消せません。ヘッドセットからすべてのアカウント情報、ダウンロード済みゲーム、コンテンツが削除されます。
一方、アカウントから購入またはダウンロードしたコンテンツ自体は削除されません。購入情報はMetaアカウントに紐づいたままなので、初期化後にゲームを再びダウンロードできます。ヘッドセットにだけ保存され、バックアップされていないアプリの進行状況などは失われます。
クラウドバックアップを有効にする
初期化前にクラウドバックアップを有効にします。対応アプリでは、ゲームの進行状況やアプリ設定などがクラウドに保存され、初期化後または新しいヘッドセットで続きから再開できます。
- 右コントローラーのMetaボタンを押し、Navigatorを開きます。
- Quick controlsを選択します。
- Settings、続けてGeneralを選択します。
- Cloud backupを選択し、隣にあるCloud backupのトグルをオンにします。
すべてのアプリがクラウドバックアップに対応しているわけではありません。対応するかどうか、どのデータを保存するかは各アプリ開発者が決めます。バックアップ対象アプリと最終バックアップ時刻は、パソコンでsecure.oculus.com/my/cloud-backupを開くと確認できます。
バックアップをエンドツーエンド暗号化で保護している場合は、6桁のエンドツーエンド暗号化PINを確認してください。初期化後のバックアップ復元に必要です。PINを忘れ、復旧用デバイスも設定していない場合、MetaはPINのリセットやバックアップの復元を代行できません。
バッテリーを50%以上にする
Metaは初期化前に、ヘッドセットのバッテリーを50%以上にするよう求めています。残量が少ない場合は充電してから進めます。
Meta Horizonアプリから初期化する
この方法は、ヘッドセットがスマートフォンのMeta Horizonアプリとペアリングされている場合だけ使えます。ペアリングされていない場合は、本体ボタンを使う方法に進みます。
- スマートフォンでMeta Horizonアプリを開きます。
- Horizon Feed上部のMenuをタップします。
- Devicesをタップし、初期化するヘッドセットを選択します。
- Headset settings、続けてAdvanced settingsをタップします。
- Factory Resetをタップします。
- Resetをタップします。
ヘッドセットのボタンで初期化する
スマートフォンを使わずに初期化する場合は、本体のブートメニューを操作します。ここではコントローラーは使えず、ヘッドセットの物理ボタンを使います。
- ヘッドセットの電源を切ります。反応しない場合は、電源ボタンを30秒間押し続けて強制終了します。
- powerとvolume down (−)を同時に押し続けます。画面にブートメニューが表示されるまで、10〜15秒間そのままにします。
- ブートメニューの代わりに、緑色のAndroidロボットとNo commandが表示された場合は、電源ボタンを3秒間押し続けます。電源ボタンを押したままvolume up (+)を1回押し、両方を離します。
- 音量ボタンでFactory Resetを選び、電源ボタンを押します。
- 音量ボタンでYes, erase and factory resetを選び、電源ボタンを押して確定します。
紛失・盗難時に遠隔初期化する
ヘッドセットが手元にない場合は、Metaアカウントから遠隔で消去できます。紛失が確定した場合や盗難に遭った場合に、アカウントと個人情報を保護する方法です。
- パソコンまたはスマートフォンでauth.meta.com/settings/my/devicesを開きます。
- デバイス一覧から対象のヘッドセットを選びます。
- Delete device dataまたはFactory resetを選択します。
- 本人確認の手順を完了します。
初期化が完了すると、デバイスは一覧から消えます。ヘッドセット本体は、次にオンラインになった時点でリセットされます。項目が表示されない場合は、ヘッドセットのソフトウェアバージョンが遠隔初期化に対応していない可能性があります。
初期化後にセットアップする
初期化後、ヘッドセットは新品と同じ状態で起動します。Meta Quest 3またはMeta Quest 3Sの初回セットアップガイドに従い、Meta Horizonアプリとのペアリング、サインイン、境界の再設定を行います。
次に、ライブラリからゲームを再インストールします。クラウドバックアップに対応するアプリは、保存済みの進行状況を復元できます。家族でヘッドセットを共有する場合は、複数アカウントとアプリ共有のガイドも確認してください。
よくある質問
初期化すると購入したゲームは削除されますか?
いいえ。初期化でヘッドセットからダウンロード済みゲームとコンテンツは削除されますが、アカウントから購入またはダウンロードしたコンテンツは削除されません。セットアップ後にゲームを再ダウンロードできます。
初期化するとゲームの進行状況は失われますか?
バックアップされていないデータだけが失われます。初期化前にクラウドバックアップを有効にしてください。対応アプリは進行状況と設定をクラウドに保存しますが、対応するかどうかは各開発者が決めます。
スマートフォンのアプリなしでQuestを初期化できますか?
はい。ヘッドセットの電源を切り、powerとvolume downを10〜15秒間押してブートメニューを開きます。音量ボタンと電源ボタンでFactory Reset、続けてYes, erase and factory resetを選びます。
紛失または盗難されたQuestを消去するにはどうすればよいですか?
auth.meta.com/settings/my/devicesを開き、ヘッドセットを選択してDelete device dataまたはFactory resetを選び、本人確認を行います。ヘッドセットは次にオンラインになった時点でリセットされます。
初期化前に必要なバッテリー残量はどのくらいですか?
Metaは、初期化を実行する前にヘッドセットのバッテリーを少なくとも50%にするよう説明しています。


